私は幼少期から映画やTVの影響を受け、憧れたのは海外の生活Styleでした。
実をいうと、「ものづくり」の始まりは中学時代には部活コーチが工務店の社長で、春・夏・冬休みはクラブの練習というよりは建築現場へ…。
父の日曜大工(DIY)とはあきらかに違うものづくりの職人を知りました。
「技は見て盗め」と言われていましたが、今思うと口下手な職人は説明するのが苦手なのかもしれません。
その後は様々なアルバイトや、社会に出てからの仕事では一度見たことは間違う事はあるにしても困ることはありませんでした。
必然であったのか、数年後に当時の工務店社長と再会する機会があり工務店へ勤め、学生時代のときよりも奥深い施工技術を学び、大工として独立の道が開ました。
その後は岩手県内のハウスメーカーからの工事オファーをいただいてるうちに、「自分なら〜」という感覚が芽生え、再度勉強に励みました。
雑誌や写真だけでも充分その通りのモノを作れるのですが、知る学ぶの楽しさは実際に現地へと足を運ぶことになり、歴史・文化・人・雰囲気に触れてインスピレーションを得ることができ、オリジナルへとアレンジすることにつながりました。
単純に「●●風」というのが嫌だったのかもしれません。
こうしたことから、ものづくりはお客様がこだわるのではなく、お話をしながら我々が経験と得てきた技術と創造力をもって表現(デザイン)していくものと考えており、Life event・Life Styleを一緒にカタチにしていければと思っております。

代表社員　西舘 量也